御札・霊符とは?その効果や呪符・護符との違いを解説

みなさんは、霊符をご存知でしょうか?

名前は聞いたことがあっても、

  • 霊符って聞いたことあるけど細かいことは分からない。
  • 霊符、呪符、護符の違いってなに?
  • 霊符には具体的にどんな効果があるの?

といった疑問を持たれている方も多いかもしれません。

今回は、霊符について詳しく紹介していきます。

霊符とは何なのか?

霊符とは、霊的な力を込めたお札のことです。

霊符の力は、持っていることで「事故・災害から身を守る」「商売が繁盛する」「人間関係がうまくいく」など様々です。

霊符にはさまざまな種類がありますので、あなたの叶えたい願いごとにあった霊符を活用することでご利益をもたらします。

また具体的な願いがなくても、持っているだけで安心して生活することもできます。

次に代表的な霊符をいくつか紹介していきます。

金運を上昇させる「金玉満堂符」の効果

金玉満堂符(きんぎょくまんどうふ)は、金運を上昇させ、家に富をもたらす霊符です。

「金玉満堂」とは、金銀財宝で家が満ちるという意味です。また富をもたらすだけでなく、財産が増えるのにともなうトラブルなども解消する効果があると言われています。

ただし、人によっては「多くのお金を欲しがる人は卑しいことだ」といった考えを持つ方もいらっしゃいますが、そういった気持を持っていては、この霊符の効果があまり発揮されません。

しっかりと霊符の効果を信じて、お金は人を生かし、世の中の役に立つものであると自分自身に言い聞かせることから始めましょう。

事故や災難から身を守る「サムハラ真符」の効果

サムハラ真符(さむはらしんぷ)は、事故や突然の災難から身を守るための霊符です。

「サムハラ」の由来には諸説あります。

・戦国武将である加藤清正が、朝鮮出兵の際に、このサムハラ真符の符形を刀に彫り込んでいたおかげで、生き延びた。

・江戸時代、とある武士が江戸城のお堀に誤って落ちてしまったが、サムハラ真符の守護札を以前もらっていたので、ケガ一つなかった。

いずれの由来も「災難から身を守ってくれた」というエピソードのとおり、この霊符を常に身につけ、事故や突然の災難から身を守るための霊符です。

健康な体を維持する為の「保齢長命符」の効果

保齢長命符(ほれいちょうめいふ)は、長命を保ち、健康な身体を維持する霊符です。

この霊符は、健康なときの状態を「維持していく」という目的が強い霊符です。よって、すでに健康を損なっている方にはおすすめできません。健康を取り戻してから常に身につけるようにしてください。

長寿や健康に関する霊符は数えきれないほどありますが、その中でもこの保齢長命符(ほれいちょうめいふ)は有名です。

霊符と呪符・護符との違い

霊符や護符、呪符など解説している本やサイトもたくさんありますが、同じような内容を説明していても霊符と言ったり、護符・呪符と言ったりしている場合があります。

基本的には、霊符・護符・呪符は同じようなものを指していると解釈して問題ありません。

霊符を利用する陰陽道では、陰陽師の能力は「呪法」と「占法」に分けられます。この呪法の道具として用いられるのが、霊符であり、呪符であり、護符です。それぞれ霊験を発効させるために、身を清めて「御霊入れ」の儀を行い、霊符を作成してます。

また、霊符・護符・呪符以外にも神符、御符などさまざまな呼び名がありますが、結局は同じように思いを込めて作成する「符」のことをさしていますので、それぞれ何の為の「符」なのかを理解した上で、願いを込めて利用すれば問題ありません。

霊符乃杜では霊符を販売しています

霊符乃杜では、霊符を自分で書くことが難しい方のために、宮田斎生が霊符の霊験を発効させる「御霊入れ」を行って、霊符を作成しています。

毎月特別な鑑定方法で選定した日にちに紙と筆を決まった方角に行って購入し、更に特別な鑑定方法で選定した日にちに禊をして水を汲みに行き、まっさらな服を着て一定の方角を向いて書き上げています。

霊符を活用いただくことで、あなたの願いを叶える手助けができればと願っています。

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